平成26年度 油画集中講義 記憶の中の天籟之音―中国青年美術家の旅と創作 終了しました

講義・実習

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平成26年度 油画集中講義
記憶の中の天籟之音―中国青年美術家の旅と創作
講師:劉茜懿 ビデオアーティスト
日時:2014年6月13日(金)16:00〜
場所:絵画棟5階演習室1(509)
対象:油画全学年  油画第5研究室必修
担当教員 : 保科豊巳
担当助手 : 林航
劉茜懿 北京に生まれる。ビデオアーティスト。現在、東京に在住。幼少の頃8年間を日本で過ごす。1999年北京へ帰ってから、中国を北から南にかけて横断する旅を始め、 中国大陸の大山大江に魅了される。中国の古代遺跡、古代文明や思想、現代の物質文化の発展をリサーチし、この二つの摩擦から哲学的混沌さを感じ取る。2008年より現在に至るまで絵画インスタレーション作品『小格系列』を創作し、個人の最も長い制作となっている。そして、『小格系列』はその後に展開したメディア芸術作品のドローイング的プラットフォームとなる。2010年北京電影学院卒業後早稲田大学へ留学し、現在博士課程に在学。期間中にヨーロッッパを旅する。ロンドンのシアターでミュージカル『ダーティ•ダンス』を鑑賞中に劇場のミラーボールに触発され、ミラーボールの安っぽいきらめきが宇宙の中に輝く瞬間を想像し、CG実験アニメーション『天籟籟』を創作する。2011年レユニオンビエンナーレに参加し、3ヶ月のレジデンスののち、『天籟籟』シリーズの二作目『地籟籟』を制作、発表する。その後、アフリカ•コモロ国際映画祭に出品し、アフリカ大陸で”地球”という概念を感じとり、帰属感の意味を考え始める。創作を通して、自然と心象との関係を追求して、全エレメントを再構築する実験創作を行っている。今回の講義では、過去に経験した世界の旅とアニメーション創作、中国古代哲学•思想と中国現代を生きる女性青年との衝突のメタモルフォーゼについて話す予定である。