版画工房サミット2013TOKYO 終了しました

展覧会・活動

版画工房サミットフライヤー.jpg

会場|アートコンプレックスセンター 地下1階
東京都新宿区大京町 12-9 TEL:03-3341-3253
会期|2013年10月11日(金)−10月18日(金)
時間|11:00~ 20:00 最終日は17:00まで
   【Opening Party】10月12日(土)18:00-20:00
主催|アートコンプレックスセンター

1980年代、版画作品はアートマーケットにおいてポピュラーに流通し、作家、工房、画廊・ギャラリーが連結し、アートマーケットの一部を賑わしておりました。しかし、現在のマーケットにおける版画作品はアートとしての一般認識が少し薄れて来ている気がします。といっても、時代の流れに沿って版画作品は、現代アートやインテリアとしても高い技術やアート性を保ち続けおります。 そこでアートコンプレックスセンターは、版画作品の素晴らしさをお客様に再認識していただくべく、「版画工房サミット」を開催致します。

シルクスクリーン、リトグラフ、ジクレー、銅版、木版…など、版画には様々な手法があります。作家の表現力と工房の技術が合わさり、作り出される版画作品は、絵画とは一風変わった趣きを放ち、私達を魅了します。 版画作品はいかにして作り出され、世に送り出されるのか。その道しるべとして版画工房や幅広い年齢層の作家が一致団結し、制作における方法や版画 作品のススメをご来場される皆様に発信致します。

版画作品の魅力を、新たなる流れにのせて。皆様のお越しをお待ちしております。


〈出展ブース〉
Itazu Litho-Grafik、キドプレス、エディション・ワークス、東京藝術大学版画研究室、女子美術大学、
ブース展示「東京藝術大学版画研究室 」
版画を意識すること/ずれること/ずれないこと・東京藝術大学版画研究室
アー
ティストの思い描くイメージは、どのような形式や物質と結びついていて表現されるのでしょうか。大学という場所で版画制作(Printmaking)
に出会い、イメージやアイデアが版形式や制作プロセスと結び着くことで表現活動を始めたアーティストたちが現れます。純粋に制作そのものだけを取り出せ
ば、これは「版画工房サミット」というプロジェクトが目指す”版画の再認識・再考・復権”というコンセプトとは無関係にあります。この機会を、「版画を楽
しむ」ということを飛び越えて、1つ1つのアーティストの作品を楽しむ場所として考えたいと思います。

東京藝術大学版画研究室参加者:
三井田盛一郎 / 阿部大介 / 市川優衣 / 梅村圭 / 長田奈緒 / 鷹野健 /
ニエト・アルベルト / 山﨑慧 / 渡辺万莉菜 / 渡部智子  / 王易木 /

〈トークショー〉
10月12日(土) 16:00より予約不要/入場料無料
版画作品が繁栄していた頃から現代までの流れや、復権のための試みなど、作り手、売り手、買い手の視点より時代を紐解いていくトークショーです。

出演予定
作家 O JUN/東京藝術大学 三井田 盛一郎/Itazu Litho-Grafik 板津 悟
360°グラフィックス 伊丹 裕/作家 丸山 浩司/ACT 館長 式田 譲 (敬称略)