H24年度油画集中講義 平川滋子 終了しました
日時:2012年 10月15日(月) 14:00-16:00
場所:東京藝術大学美術学部上野校地絵画棟5階 演習室2(510)
講師:平川滋子(ひらかわしげこ)氏
対象:油画全学生(油画学部4年生・油画第7研究室は必修)
担当教員:O JUN、佐藤一郎
担当助手:菊池絵子、木下拓也、吉田潤
油画webサイト: https://geidai-oil.com/
お問い合わせ:油画教員室
平川滋子氏プロフィール:
フランス、オードセーヌ県シャトネイ・マラブリィ市在住
1953 福岡県久留米市生まれ。
1974 東京女子大学文理学部史学科日本史専攻を卒業。
1980 東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業、同年、作家活動開始。
1983 フランス政府給費取得、渡仏。パリ国立高等美術学校(オリビエ・ドゥブレ教室)に1986年まで在籍。
1985 フランスで作家活動開始。
1987年4月 フランスのアーティスト・ステータスを獲得した。
以来今日まで、フランスの職業アーティストのタイトルで活動中。現在フランスでは、主に地域・県、市町村などの公共団体や、現代芸術や芸術教育振興に寄与する協会などの企画する現代芸術イベント・展覧会を中心に創作を続けている。
2003 日本文化庁特別派遣芸術家在外研修員としてニューヨークへ出向。
フランスでの仕事が長くなり、外国で創作し続ける自分のバックグラウンドにある文化について、疑問が集積していたため、フランスの外から自分を取り巻く環境を見直す必要を痛感して、アメリカ行きを決定。アメリカの外国人作家が、自分の生まれた国とアメリカの二つの文化のはざまでどのように活動しているか、ニューヨークの外国人作家にインタビューして二重文化の現実について研究した。
2006 ポロック・クラズナー・ファンデーション(U.S.A.)のグラント受賞。
[近年のプロジェクト、《空気が危ない?》プロジェクトに関連した展覧会]
2004 フランス国立森林局企画<選考プロジェクト>展(フォレ・ド・セナール)、アート・オーマイ・アーティスト・イン・レジデンス「酸素分子」(ニュー・ヨーク州ゲント)
2006 アルジャントゥイユ市企画個展「光合成の木」(ヴァル・ドワーズ県)
2007 ノール・パ・ド・カレ地域立鉱山歴史センター・炭鉱博物館企画個展「光合成の木」(ノール県)、ジャメイカ・センター・フォー・アーツ・アンド・ラーニング企画<ジャメイカ・フラックス>(ニュー・ヨーク州)
2009 国立新美術館企画<アーティスト・ファイル2009>「光合成の木、Tokyo 2009」(東京)
2010 ルーアン市企画「空気の誘引」(セーヌ・マリティーム県)
2011 金津創作の森企画個展「アート・ドキュメント、空気が危ない?光合成の森、平川滋子展」(福井県あわら市)
2012 ショーモン・シュル・ロワール領アートと自然現代アートセンター2012企画「天の果実をつけた木」(ロワール・エ・シェール県)
[その他の最近の活動]
2007 東京藝術大学大学美術館<パリへ、―洋画家たち百年の夢>(東京)、フォントネィ・ル・コント市企画現代アート展<水の表面で>(ヴァンデ県)、ヴァットヴィレー・水のフェスティヴァル(オー・ラン県)
2009 ルイ・パスツール中学企画アーティスト・イン・レジデンス(オワーズ県ノワイヨン市)、レ・リヴ・ド・ラール現代アート企画<エフェメール>(ドルドーニュ県)、ヘルス・アンド・クライメート財団企画<アルテリング・ランドスケープ>(スイス、ジュネーヴ市)
2010 アントニー市立芸術センター企画個展「人間の虹」(オー・ド・セーヌ県)、エーヌ・アルトテック企画アーティスト・イン・レジデンス(エーヌ県)
2011 ユネスコ企画国際化学年枠でフランス化学産業連合の発注による鉄彫刻「太陽の花」制作(マルセイユ市)、第5回メル国際現代アート・ビエンナーレ<地球に住む>(ドゥー・セーブル県)
2012 サン・プリヴァ現代アート・フェスティヴァル<星の原野>(オート・ロワール県)