STROMATOLITE 終了しました

展覧会・活動

unnamed20150513.jpg

STROMATOLITE
5/13 -5/31
OPEN
12:00 – 19:00
東京芸術大学
大学院中村研究室 神田スタジオ
〒101-0054
東京都千代田区神田錦町3-16-16
五十嵐ビル2F
展覧会名のストロマトライトとは、シアノバクテリア類によって作られる層状の岩石です。約27億年前、初めて光合成によって酸素を作り出す微生物が生まれました。その生物の活動の痕跡がストロマトライトです。それまで少なかった大気中の酸素は、これによって何億年もかけて増加し、現在の私たちのような多細胞の大きな生物が生まれる環境を整えました。
神田に生まれたこの新たなアートスタジオは、この街の発展とともに様々なクリエイションの場としての環境を提供します。そのこけら落としとなるこのグループショウでは、東京藝術大学大学院壁画第一研究室の学生によってアート作品が展示されます。シアノバクテリアによって作られた起源の岩石のように、場との化学反応を引き起こす最初の展覧会となるでしょう。

・アーティスト
大江晃世
1987年埼玉県生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科油画博士課程3年在籍。「限界藝術」をキーワードに、地域とアートを関わらせた映像・音楽作品、企画などを手がける。主な作品に、演劇「神保町はてしない物語 セドリ師の健」(TransArtsTokyo,2012)の企画、「中村三佐男こころの美術館〜取手の風を愛して」(東京藝術大学修了制作展,2013)などがある。グループ展に「まばたきスケッチ」(アーツ千代田3331,2011)など。
丸目龍介
1986年東京都生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科壁画第一研究室、博士課程一年在籍。主に手作業で絵画や彫刻作品を制作。ストリートにまつわる色々や、音楽、洋服、おもちゃ、土産物、本、等の自身がカッコイイと思う事や物への、憧れや大事にする気持ちを恥ずかし気もなく作品に落とし込む。プレミアのついたスナップバックキャップを真似して紙で手作りするシリーズ等。2015年秋冬よりストリートブランドも展開。
黒木裕太
1987年熊本県生まれ。東京芸術大学大学院修士課程2年在籍。主なグループ展に「隅田川新名所物語」(東本願寺慈光殿2F,東京,2010)、「いけずなずけい」(Turner Gallery,東京,2011)など。
田中 良佑 
1990年香川県生まれ。東京芸術大学大学院美術研究科油画修士課程2年在籍。『社会の中の”それぞれの私”』という考え方で、人を受動的にまとめてしまう社会や歴史のシステムについて、様々な方法で取り組む。過去作には福島県の立ち入り制限区域にあるお店「回転寿司アトム」について扱った「Night forest」、戦闘機紫電改を作っていた祖母にもう一度粘土で紫電改を作ってもらう「夢の中の紫電改」など。グループ展に「STRONG SMART」(アーツ千代田3331,2015)など。
山﨑千尋
1990年北海道生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科油画修士課程2年在籍。電子、身体、建物などあらゆる事物を絵画材料として捉え、時には自ら道具を発明し、それらを利用して平面作品を展開。モチーフとして使用する現代社会における事件性を孕んだ問題は、いつの間にか消えてしまった、事の”始まりと終わり”を探る手掛かりとして、姿形を細やかに変化させながら登場する。主な作品に絵の具を絞り出して描く「put on picture」シリーズなど。
ユゥキユキ
静岡県生まれ。東京藝術大学大学院油画修士2年在籍。コスプレやアイドルといったアキバカルチャーを取り入れ、表層的なヴィジュアルで他者との距離感や相反する己の欲求をコンセプトに写真、映像、パフォーマンスなど様々な手法で作品を展開。主な作品に「脱力天使✡ユキエル」(東京藝術大学卒業作品展,2014)がある。グループ展にマコプリpresents 「さくらんぼ畑でつかまえて♡」(SMART SHIP GALLERY,2014)、「STRONG SMART 賢明と傷心」(アーツ千代田3331,2015)など。
石塚嘉宏
1990年茨城県生まれ。東京芸術大学大学院美術研究科油画修士課程1年在籍。主なグループ展に「第18回岡本太郎現代芸術賞展」(川崎市立岡本太郎美術館, 神奈川, 2015)「”Ping Pong!”」(3331 Arts Chiyoda, 東京, 2014)、「タートルトーク」(OGUMAG, 東京, 2012)など。個展に「”12356″」(SANKAI, 東京, 2014)がある。第18回岡本太郎現代芸術賞入選。
吉野はるか
1991年東京生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科油画修士課程1年在籍。「世界平和」をキーワードに、場所とコミュニケーションを関わらせたインスタレーション作品を手がける。主な作品に、「Yes, I can!」(Yes, Future 2015)、「おじいちゃんといっしょ」(東京芸術大学油画進級展 2013)などがある。グループ展に「tropical forest」(yuga gallery,2015)など。
高橋臨太郎
1991年生まれ。東京芸術大学大学院修士課程1年在籍。主なグループ展に「”SPVI”」(Turner Gallery, 東京, 2014)、「”Ping Pong!”」(3331 Arts Chiyoda, 東京, 2014)、「”at work “」(東京芸術大学 Yuga Gallary, 東京, 2013)
「”サンダーボルト”」(ギャラリー空鼠、東京,2012)
渡邉庸平
1990年生まれ。東京芸術大学大学院修士課程1年在籍。主なグループ展に「”SPVI”」(Turner Gallery, 東京, 2014)、「”Remote Wall”」(上野公園大仏山, 2014)、「”Ping Pong!”」(3331 Arts Chiyoda, 東京, 2014)、「”at work”」(東京芸術大学 Yuga Gallary, 東京, 2013)、「水晶体が何かに向かって動き続ける」(HAGISO, 東京, 2013)など。