H25油画集中講義  ままならなさへのまなざし 終了しました

講義・実習

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平成25年度 油画集中講義
ままならなさへのまなざし
講師:大山顕
日時:2013年10月8日(火)14:00~16:00
場所:東京藝術大学取手校地 メディア教育棟2階 第1講義室
対象:油画全学年/油画第4研究室学生必修
担当教員:齋藤芽生/担当助手:中山開
2007年、著書のタイトル通りの「工場萌え』ブームに火をつけ、その後つぎつぎと「団地」「ジヤンクション」等の都市におけるインフラストラクチャーへの熱いまなざしを呼び起こさせた、大山顕氏の集中講義です。自身が「ドボク」と呼んでいるインフラストラクチャーへの興味と愛着はどこからやってくるのか?そもそも「ドボク」を成立させている背後の環境とはいかなるものなのか?マニアたちの口に上る「好き」という言葉の裏側に潜む危険性とは?

私たちが住む都市環境を成立させる用件の多様な「制約」、都市インフラの魅力を語るうえで自らが踏まえている表現上の「制約」。二つの制約を、「ままならなさ」という言葉に置き換え、都市への視点を縦横無尽に語って頂きます。
大山顕(おおやま けん)
1972年生まれ。フォトグラファー・ライター。主な著書に『工場萌え』『団地の見究』(いずれも東京書籍)、『ジャンクション』(メディアファクトリー)、『高架下建築』(洋泉社)など。雑誌やイベント、TV、ラジオ番組などで活動中。