美術学部特別講演会  ヴィム・ヴェンダース氏 来校!  終了しました

講義・実習

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始めは画家になろうとした頃、
映像の世界に入った頃から最新の活動について。
講師:ヴィム・ヴェンダース (Wim Wenders) 氏
日時:2011年10月26日(水) 16:30~18:30
場所:美術学部中央棟 第1講義室
対象:美術学部 全学年
企画:絵画科 油画
   坂口 寛敏 教授
協力:東京都現代美術館

ヴィム・ヴェンダース 略歴
大学では医学(1963年-1964年)と哲学(1964年-1965年)を学ぶ、1966年10月に画家を志してパリへ。モンパルナスにあるJohnnyFriedlaenderのスタジオで彫刻を学ぶ。1967年、ユナイテッド・アーティスツのデュッセルドルフ・オフィスで働くためにドイツに帰国後、秋にはUniversity of Television and Film Munich(Hochschule für Fernsehen und Film München, HFF)に入学し、1967年から1970年にかけては「FilmKritik」誌、「南ドイツ新聞」、「Twen magazine」誌、「デア・シュピーゲル」誌で映画批評に取り組む。大学卒業までの間に、16mmモノクロで撮影された長編映画『都市の夏』の他数本の短編映画を完成させている。現在、『The Miso Soup』(原作は村上龍の「イン・ザ・ミソスープ」)を日本で監督する予定である。
主な監督作品・受賞
都市の夏(1970年)/ゴールキーパーの不安(1971年)/都会のアリス(1973年)/まわり道(1974年)/さすらい(1975年)/アメリカの友人(1977年)/ニックス・ムービー/水上の稲妻(1980年)/ことの次第(1981年)*ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞/ハメット(1982年)/パリ、テキサス(1984年)*カンヌ国際映画祭パルム・ドール/東京画(1985年)/ベルリン・天使の詩(1987年)*カンヌ国際映画祭監督賞/都市とモードのビデオノート(1989年)*山本耀司をフィーチャーしたドキュメンタリー/アリーシャと熊とストーンリング(1992年)/夢の涯てまでも(1992年)/時の翼にのって/ファラウェイ・ソー・クロース!(1993年)*カンヌ国際映画祭審査員特別グランプリ/愛のめぐりあい(1995年)*ミケランジェロ・アントニオーニとの共同監督作品。/リスボン物語(1995年)/ベルリンのリュミエール(1996年)/エンド・オブ・バイオレンス(1997年)/ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ(1999年)/ミリオンダラー・ホテル(2000年)/10ミニッツ・オールダー人生のメビウス(2002年)/ソウル・オブ・マン(2003年)/ランド・オブ・プレンティ(2004年)/アメリカ、家族のいる風景(2005年)/それぞれのシネマ(2007年)/パレルモ・シューティング(2008年)