カリキュラム

美術学部絵画科油画専攻

学部1年次〜2年次

学部1・2年次は、基礎課程として位置づけられます。平成28年度より、取手校地で行っていた1年次の授業が上野校地に統合されました。
学年ごとに全員必修となっている「共通カリキュラム」に加え、各教員の専門性を生かした「選択カリキュラム」が随時開講され、選択カリキュラムには1・2年次が合同で取り組みます。
1年次は、通年の共通課題として、絵画造形全般の基礎としてのドローイングを中心に据えながら、絵画の基礎的要素(イメージ・物質・行為・環境)を提示した基礎実技指導を行なっています。また、壁画実習や地塗実習に取り組み、絵画の発生から技法・材料に係わる基本を学びます。
2年次は、1年次で学んだ絵画の基礎的要素の更なる可能性を探っていきます。通年、様々な選択カリキュラムが開設され、学年末には基礎課程の最後として、制作と展示を行ないます。展示は「進級展」として一般公開されます。全教員が作品を審査し、合格した者が3年次からの「専門課程」へと進むことになります。

学部3年次〜4年次

学部3・4年次は、専門課程として位置づけられます。
専門課程においては、学生個々の自主的な創作研究が中心となり、基礎課程を踏まえ、自己の表現の内容とその表現手段を展開し深化させる専門実技指導を行なっています。
3年次より絵画表現・素材と表現・現代美術表現の3つのコースに分かれ、より専門的な創作研究を行ないます。また3年次には、二週間にわたる奈良・京都を中心にした古美術研究旅行があり、古典芸術と出会うことで、新たな自己を発見する機会が設けられます。古典から現代にまで続く芸術表現の多様性に応じて、学生が自己の資質を発見し、独自の表現とその表現手段を深化させていく過程が、基本的な学部の四年間です。その成果として「卒業制作」があり、その作品制作に4年次の一年間が与えられています。

大学院美術研究科

修士課程(2年間)

修士課程は、自己の表現領域において更に専門的に創作研究を行ない、社会に対応する独創性豊かな人材を育成するため、各研究室担当教員の徹底した個別指導のもと、独自性を尊重した教育を実践しています。
同時に、複数の研究室による共同企画や合同授業によって横断的な連携指導も行なわれています。
また、他分野の専門領域の理解を深め、表現内容とその表現手段を、社会と対応する美術表現に結びつける方法を修得するために、学外から数多くのアーティスト、キュレーターや評論家を招き、多角的な側面からの集中講義も開設しています。

博士後期課程(3年間)

博士後期課程においては、博士学位取得を前提とし、制作・理論双方について、担当教員とそれを補佐する複数の教員によって、より高度で総合的かつ複合的なグループ指導が行なわれます。
さらには協定校との交換留学や共同プロジェクトにより国際的美術活動を展開し、自己の創作研究活動を社会に向けて発信できる専門家育成のための指導を行なっています。

Posted by yuga